
メガネのレンズには2種類あります
メガネのレンズは2種類に大別でき、累進レンズと単焦点レンズと呼ばれています。累進レンズは一般的には遠近両用と呼ばれ、一枚のレンズ内で度数を変えることによって近くから遠くまで見ることができるタイプです。見える距離の違いによって3種類に別れますが、このレンズですと見たい距離に合わせてメガネを掛け直す必要がなく、中高年から老眼が進んできた場合にはよく利用されています。それに対して単焦点レンズは一つの距離にだけピントが合うタイプで、近視用、遠視用、乱視用、手元専用と別れていますので、自分が必要とする用途に合わせて選択する必要があります。一般的にメガネと言えばこちらのレンズを指し、視野が広いことが特徴です。
見たい距離に合わせて使い分けが必要です
単焦点レンズは一種類の距離にだけピントが合いますので、違う距離のものを正常に見たいときには複数のメガネを使い分けることが必要です。若い人で老眼が始まっていない場合には遠い距離にピントを合わせたメガネを使用することで使い分ける手間は省けますが、老眼が始まる中高年に差し掛かると自分なりの使い分けが必要になってきます。一般的には遠い距離にピントを合わせたメガネを使用して、近くを見たいときにはメガネを外して裸眼で見る方法が使われます。自宅などで作業するときにはこの方法でも不便は感じないでしょうが、車を運転するときには遠くから近くまで鮮明に見えないと思いもしない事故につながることもありますので注意が必要です。